ドライデン&パルマーのデミタッセシュガースティックはその名の通り、棒付きシュガー。ティースプーンのかわりとして、洗練された雰囲気を醸し出します。クリスタル状に精製された氷砂糖はロックキャンディと呼ばれ、デミタッセシュガースティックのように大きな結晶は限りなく純粋に近い砂糖でないと作ることができません。美しい結晶が混ぜものなしの証です。
日常に遊び心を
ティースプーンのかわりとして、洗練した雰囲気を醸し出します。
18世紀から続く老舗砂糖メーカー
18世紀のアメリカには氷砂糖メーカーが数多く存在しました。1880年にチャールズ・ドライデンとノア・パルマーが設立した Dryden & Palmer もそのひとつです。氷砂糖や のど用シロップ、飲料ソーダ用シロップ、お菓子などの製造を行っていました。当時、氷砂糖はバー(saloon)専用といったようなもので、どこのバーにもオリジナルレシピのロック&ライ(ライウイスキーに氷砂糖を溶かしたもの)がありました。しかし禁酒法が施行され、ウイスキーとともに氷砂糖も姿を消し、多々あったロックキャンディメーカーは Dryden & Palmer だけとなったのです。
世界中で愛される大ヒット商品
のど用シロップや氷砂糖は薬用のど飴に、飲料用シロップは安価なコーンシロップに移行したため、1927年に新しいオーナーを迎えたD&Pは会社の存続をかけ、60年代に棒付きロックキャンディを発売します。現在、D&Pのロックキャンディはアジア、ヨーロッパ、中南米、中近東、南アフリカ、そしてアメリカの50の州で愛される大ヒット商品に成長しました。